210名が参加!2026年春季自衛消防防災訓練を実施しました
〜最新VR地震体験から、目からウロコの防災術まで〜
2026(令和8)年5月24日、春季自衛消防防災訓練が行われ、総勢210名のみなさまにご参加いただきました!
今回は、これまでの訓練とは一味違う「最新テクノロジー」の導入や、在宅避難を生き抜くための具体的な知恵など、中身のギュッと詰まった時間となりました。 当日参加できなかった皆さまにも、ぜひ知っていただきたい「防災のアップデート知識」をダイジェストでお届けします!

●今年の目玉!最新「VR連携起震車」映像を見ながら「震度6強」を体験
なんと、今年3月に全国で初導入されたばかりの、最新「VR連携起震車」がサンシティにやってきました! このVR起震車は、臨場感あふれる映像を見ながら「震度6強」の揺れを体感できる最新モードと、例年通りの「震度7」の激しい揺れを体験できるモードが搭載されています。
今回は時間の都合上、VR体験は各班1組(4名まで)限定での実施となりました。 映像の種類は「キッチン編」「学校編」「屋外編」という3つのシチュエーションがあり、今回は「キッチン編」を体験された方にリアルな感想を伺いました。
【体験者の声(キッチン編)】
・「映像が生々しくて、本当にその場にいるようで怖かった」
・ 「家具の転倒や、上から物が落ちてくる様子がリアルに再現されていて驚いた」
・ 「『テーブルの下に隠れて』と言うけれど、そもそもテーブル周りに物が置いてあると、とっさに入れるか不安になった……」
・「いざその瞬間」に動けるか? 体験者の皆さんにとって、自宅の家具配置を見直す素晴らしいきっかけになったようです。


●ライフライン停止に備える「在宅避難」の新常識
サンシティの在宅避難マニュアルでは、「1人7日分」の飲料水や食料などの準備を推奨しています。 在宅避難のための備蓄案内では、「省スペース対策」に着目した展示が行われました。その内容をご紹介いたします。
トイレットペーパーの省スペース対策: 場所を取りがちなトイレットペーパーですが、「5倍巻き」「6倍巻き」の商品が紹介されました。 保管スペースを大幅に削減できるため、在宅避難用の備蓄に非常に有効です。
食料備蓄の新しい提案(湯せん調理法):「アイラップ」などの高密度ポリエチレン製ポリ袋を使った、湯せん調理法が紹介されました。 普段使いの食料品を、お鍋の水を汚さずに調理でき、温かいご飯を作ることができます。調理法を覚える必要はありますが、「置き場に困る」「賞味期限の管理が大変」「食べてみたら好みじゃなかった」などの備蓄のデメリットを解消できる、新しい視点の防災術として紹介されました。


●意外と知らない?消火器&ベランダ隔て板の「正しいコツ」
実技訓練では、いざという時にケガをせず、確実に身を守るための「具体的なコツ」を学びました。
1. 水消火器訓練:消火器の噴射時間はわずか15秒程度!だからこそ、無駄のない動きが必要です。
・まずは「火事だ!」と大声で叫び、周囲に知らせる。
・消火器を持ち火元の近く(安全な距離)まで移動してから、ピンを抜く。
・ホースの抜き方のコツ: ホースの先端(ノズル)をしっかり持って外す。
・狙う場所: 炎ではなく「火元(燃えているもの)」に向けてレバーを握る。
【最新知識「モバイルバッテリー火災」について】 最近増えている「モバイルバッテリー火災」は、消火器で火を消したあと、熱が収まったら水没させるのが正解です。


2. ベランダの隔て板(隣戸との仕切り)の破り方:避難時、焦って「手で叩き割る」のは、腕が突き抜けて大ケガをする恐れがあり、非常に危険です。
推奨される破り方: 板に背を向け、後ろ向きになって「かかと」で力強く蹴り上げる!
その他の方法: ベランダにある植木鉢など、近くにある硬い物を使って割るのも有効です。


【インタビュー】防火・防災部会 野瀬部会長
訓練終了後、防火・防災部会の野瀬部会長より、住民のみなさまへ温かいメッセージをいただきました。
「私にとっては初めての消防防災訓練でしたが、サンシティ住民の皆さんが、お子さまからお年寄りまで3世代にわたってたくさんご参加くださり、とても心強く、嬉しく思いました。 4つの体験訓練はどれも綿密に準備されており、リアルな体験を通じて、みなさんが真剣に訓練に臨まれていたのが印象的でした。 一方で、旗の下に棟ごとにまとまって動くことや、トランシーバーの使い方といったマニュアルの理解、実際に火災や震災があったときの備えや行動の仕方には、まだまだ私たちの習熟が必要なことも痛感しました。 引き続き、サンシティでの暮らしの安全と安心のために、みなさまの自覚とご協力をどうぞよろしくお願いします」
「わが家の備え、大丈夫かな?」と気になった方は、ぜひ家具の固定や備蓄品のチェックから始めてみませんか?
ご参加いただきました住民の皆さま、そして訓練の準備やサポートをしてくださいました関係各所の皆さま、本当にありがとうございました。 次回の訓練でも、また新しい気づきや学びがあるかと思います。ぜひ皆様のご参加を、心よりお待ちしております!