2024年3月10日(日)板橋中台地区総合防災訓練実施

2024.03.13

前日の底冷えとは打って変わって日差しが温かく感じられる3月10日、中台地区の総合防災訓練が実施されました。

■実施日時 2024年3月10日午前8:45~10:40
■訓練場所 若木小学校校庭
■参加団体 サンシティ管理組合のほか、中台若木町会、中台住宅自治会など
合計9町会・自治会

サンシティ管理組合からは、80人が参加。全体では550人と大規模な訓練となりました。
8:45に滝の広場に集合し、訓練会場の若木小学校まで徒歩で向かいました。
「毎年参加しています」という方から「今回初めて参加します」という方まで、参加者もさまざま。


↑ 若木小学校の校庭には消防車も。

↑ サンシティの参加者は、群を抜いて大所帯!

板橋区健康生きがい部部長の宮津毅さん、板橋区町会連合会仲代支部支部長代行の渡辺昇さん、板橋区議会議員の山田貴之さん(サンシティ居住者)他の来賓の紹介のあと、担当された志村消防署の清田裕樹さんらの指導陣の紹介がありました。

そのあと
①消火器訓練
②スタンドパイプ訓練、放水訓練
③応急救護訓練
④AED(自動体外式除細動器)救命訓練
の4か所に分かれて訓練を受けました。

※スタンドパイプとは、消火栓に差込みホースと管そう(水道の蛇口のような形状で消防用ホースの先端に取り付けるもの)を結合することにより、毎分 100L 以上の放水ができる消火用資器材のことです。


↑ ①消火器訓練。訓練用なので、中身は水です。
「どんな火事でも初期消火が非常に大切です。油の火災には決して水をかけてはいけません。消火器が手元になければ濡れたバスタオルなどを被せてから消火してください。消火器の中身は通常20秒から30秒しかもちません。また、5m以上離れるととどきませんから3m程度に近づいてから消火してください」とのお話がありました。

↑ スタンドパイプ訓練。消火栓の中を見る機会は滅多にありませんね。


↑ 放水訓練。放水する際、手元で水量を調整できます。水圧が高いので、注意が必要です。


↑ ③応急救護訓練。三角巾を腕に巻いたり頭に巻いたり。用途は多岐です。


↑ ④AED救命訓練。街角でよく見かけますが、実際に訓練しておかないとなかなか使えないのではないでしょうか。

各訓練は9:35~10:15に実施され、訓練終了後は、志村消防署2部の清田大隊長から講評をいただきました。
「大地震が起きた時など、消防などは優先順位を付けて救助に向かうので、まずは自分の身を守ることを心掛け、次に近所で助け合ってください。人と人とのつながりを大切に」というお話が印象的でした。

サンシティには自主防災会という組織があり、メンバーは継続的です。棟の防火・防災委員が毎年入れ替わることによる防火・防災知識蓄積の分断を補ってくださっているのはありがたいことです。

すべて終了後、滝の広場に戻って、救助物資の支給を受けました。

参加された皆さま、お疲れさまでした。

 

 

 

 

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