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HOME(トップページ)目次(施設紹介)サンシティのブロードバンド


       サンシティでのブロードバンド利用環境について (2011年11月改訂)

施設部会

1.Bフレッツ導入の経緯

1)東の丘に光ケーブル導入
平成10年度の半ば頃、NTTより提案があり、東の丘の電気室に光ケーブルを導入しました。この頃からISDNを導入する家庭が増えてきましたが、当時のサンシティまでの電話線は、全てメタル線であり、東の丘は1階段戸数8軒に対し10回線分しかなく、先に2軒がISDNを導入する(電話が2回線使える)と他の6軒はISDNを導入できない状況でした。それを解消するため、東の丘の委員会の決議により、光ケーブルを導入し、東の丘の全戸が2回線以上使用できるようにインフラを整備しました。

平成12年12月から全棟に光ケーブル導入
平成12年1月、NTTより理事会に対し、サンシティ全棟への電話回線の光ケーブル化の提案がありました。共同受信システム専門部会(当時、現 情報通信専門部会)でもメリット、デメリットを検討した結果、その時点でのメリットは電話回線が増えること、デメリットは、メタル線を光ケーブルに替えるためADSLを使えない可能性があること、の2点を指摘しました。しかし、当時はADSLの情報が乏しく、参入事業者も少なかったことと、ADSLの実情が解らなかったこと、またADSLは過渡期の一時的なシステムであり、光ケーブルを導入することは将来的なブロードバンド化への第一歩と判断し、理事会のバックアップで各棟委員会は光ケーブルの導入(設置費、運用費は全額NTT負担)を承諾しました。ただし、サンシティへのメタル線は撤去せず、ADSL等にも対処できるようNTTにお願いしました。NTTと理事会、各棟委員会は、光ケーブルを導入するにあたり、各棟電気室にNTTの光アクセス装置等(RSBM)を設置する覚書を締結しました。

3)ADSL利用に制約があった
光アクセス装置の設置を承諾する時点(平成121月)では、あまり注目されていなかったADSLですが、設置完了と時期を同じくして注目されはじめ、サンシティではADSLの申し込みができなかったり(申込み方法によっては可能でしたが、NTTの対応も混乱していました)、別回線(月額使用料が必要)を引いたり、電話番号を変えたりしないと、ADSLが使えないという状態が発生していました。

4)NTTよりBフレッツ早期導入の提案を受け、各棟に追加設備の設置へ
そこで、専門部会では対応策をNTTと協議した結果、平成136月に「7月(実際は8月開始)より都内の一部で開始される光ファイバーを利用したインターネットサービス(Bフレッツ)の、第2弾のサービスエリアに、このサンシティを加えたいので、アンケート調査をして利用意向を把握したい。」という提案を受けました。
同年7月にアンケートを実施した結果、サンシティでのインターネット利用は一段と進んでおり、(Bフレッツに相当する)高速インターネットを積極的に導入したいと回答された方も、各棟で10人程度以上(NTT側で期待していた人数)ありました。このアンケート結果や専門部会およびNTTのサービス説明を受け、理事会、各棟委員会で審議した結果、既に設置済みの光アクセス装置等にPNAというラック型設備を追加設置することを棟委員会で承認し、平成1310月末より順次、設備を導入しました。これにより、サンシティでは、希望者がNTT(平成148月より、一次申込み窓口は管理事務所になりました)およびプロバイダ(インターネット接続サービスの提供事業社)に申込めば、Bフレッツ(マンションタイプ、PNA利用、最大10Mbpsのスピード、実効速度は3〜7Mbps程度)の利用が可能になりました。
2004年からはBフレッツVDSL50Mbpsの利用開始。
2006年からはBフレッツVDSL100Mbpsの利用開始。

 5)その他について
ブロードバンドは、今回導入したBフレッツ以外にも様々なサービスが提供されています。CATV回線を利用したJ:COM-NETも利用可能となりました。
2000年4月からは光接続KDDI「ひかりone」100Mbpsも利用可能です。通常時でも下り80Mbps、最低時でもほぼ50Mbpsが確保されている模様です(受信側の機器性能で転送速度に差がある)。
NTT Bフレッツ、J:COM-NET、光接続KDDI「ひかりone」(現呼称:「auひかり」)の全てが光回線利用の高速ブロードバンドです。


2.サンシティでのVDSL方式インターネット利用環境

平成1310月のBフレッツの導入以降、平成1312月と平成146月にBフレッツの利用料金が値下げされ、月額の利用料金は当初に比べ800円安くなりました。また、サンシティ内の利用者が一定の規模以上になったため、平成148月より、代表者(理事長)を通じた一括申し込み形態に移行することで、さらに月額500円安くなり、NTTへの支払額は当初の5,000円から3,700円まで下がりました。

2005年末時点、サンシティ内でNTT Bフレッツ・マンションタイプを約
900世帯が利用しています。2006年1月からマキシマムスループットが従来同様のVDSL方式ですが、50Mbpsから100Mbpsに向上しました。これに対応するには宅内のVDSL機器の交換が必要です。既に東の丘は100Mbps対応型に交換済みで、その他の棟でも順次、交換を完了しました。

一方、2005年中にJ:COMから配信が開始されたCATVの光ケーブル回線を利用したJ:COM-NETの利用も可能となりブロードバンド利用は居住者の選択肢が増えました。今後、この分野での競争も激化するので、更なる対応を継続して行きます。より高機能・高性能・高経済性の選択肢充実を図り、居住者にとって便利で住み易い住環境の整備・充実を行います。
集合住宅の場合、一個人の希望では設備面での新しい対応が不可能です。このため、先を見越したインフラ整備が欠かせないことです。

サンシティでのインターネット接続状況も年々増加し変化しています。2005年末での推定利用住戸数は1100戸以上(約6割)で、更に増加の傾向です。同時に1住戸当りパソコン利用台数も増加の傾向で、ルーターを用いた複数・同時接続と常時接続が殖えつつあり、マキシマムスループットは現時点での最高速100Mbpsであるにも拘らず実効転送速度には未だに不満が残り、今後益々増大するIP接続でのHD(ハイビジョン)画像配信の増加を有効に利用するためにも、受信側のパソコン性能やプロバイダー側のパイプの太さの問題もあるものの、通常でも80Mbps、瞬間的最低時でも20Mbpsを確保できる対応が必要です。順次これに応え得る段階に成りつつ有ります。

NTT、J:COMに続いて2008年4月よりKDDIのVDSL方式インターネット接続契約も可能になった。


3.サンシティでの全光接続インターネット利用環境

このため棟内共用部に光ケーブル敷設の事前工事実施とNTT光ケーブルを敷設する事を2010年度各棟総会で承認を得た。(一部の棟は事前工事不要)

2011年5月より事前工事を実施、6月完工。7月より棟内共用部にNTT光ケーブル敷設工事を順次実施、10月完工。

棟共用部光ケーブル敷設完了棟から順次NTTフレッツ光(光配線方式)の加入契約受付開始。加入者宅内に光ケーブルを敷設する。

NTTフレッツ光(光配線方式)の親回線は1000Mbps(従来100Mbpsの10倍)、加入者は最大転送速度200Mbps(従来のVDSL100Mbpsの2倍)で利用可能となる。


4.サンシティの公衆無線LAN(Public Wi-Fi)接続インターネット利用環境

 
2009年度より無料公衆無線LAN(Free Public Wi-Fi)の実用化実験を開始し、2010年3月1日よりサンシティの公式通信設備として正式にスタートしました。
インターネット接続は用途に応じ全光ケーブルでの利用と同時に「何時でも何処でも」容易に利用可能なユビキタス環境整備の充実を進めています。
 無料公衆無線LANのアクセスポイントは管理事務所を中心に増設や中継器の設置も行いました。利用に際しては「居住者のページ」サンシティの公衆無線LAN(Free Public Wi-Fi)を必ずご覧ください。

 2012年2月7日よりNTT東日本の公衆無線LANのフィールドトライアルを開始。
管理事務所周辺で利用可能です。SSID: WiFi-NTT-Trialに接続し、注意書きに従い利用して下さい。

以上