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緑の活動

[活動概要]

サンシティは、都会の住居者がなかなか体験できない森林浴を身近にできるという恵まれた環境にある。また、森林を健全に育てることによって、二酸化炭素の吸収力を高め、クリーンな空気を居住者に提供してくれている。
 このような安らぎの森を自分たちの手で守り、育てようとする活動は、1990(平成2)年の「サンシティ・グリーンボランティ」の結成へとつながる。中高年層の有志が集まって、人と自然の共生、自然性の高い環境作づくりをめざして活動をしている。
 生垣、土留め、間伐、枝打ち、剪定などの植栽と森のケアをつづけ、なかには達人の域に達した人もいる。
 自然に触れ、体を動かすことによって、日頃の運動不足を補うばかりではなく、心地よい汗を流し、新しい人との出会いにより仲間が増え、楽しいコミュニティづくりに貢献している。
 サンシティ内の雑木林5万本の植栽ケアとボランティの作業によって得られた間伐材・枝葉は、ゴミとして出さずに、木の種類、大きさによって用途別に分類し、@椎茸栽培、A炭焼き、B堆肥、C土留め材などに有効利用を図り、貴重な資源を循環させ、ゴミを出さない環境づくりに努力している。
 さらに、二次的には、サンシティの祭りの際には、自分たちで作った炭で焼きおにぎりを販売、秋には落ち葉を集めて焼芋大会を開いて子どもたちへの無料配布、緑小学校の児童への椎茸狩り体験など、健全な共同社会づくりの一助となっている。

[緑の活動の歴史]

1982(昭和57)年
・建築協会主催のB.C.S賞の特別賞を受賞。

1983(昭和58)年
・緑の都市賞・建設大臣賞を受賞。民間部門で最高の評価。
・建設大臣一行がサンシティを視察。

1984(昭和59)年
・緑の都市賞受賞を記念して「童の像」を中心に流れの広場一帯を整備し、三井不動産が寄贈。

1989(平成元)年
・山中虎文氏による「サンシティの樹木」講演会開催。

1990(平成2)年
・サンシティ10周年記念事業として、冒険広場の多目的広場への改造、バードサンクチャリの整備、敷地内低木の整備、F棟和室の石庭の増設、G棟横の空地に梅林と菜園の設置。
・「サンシティ緑の会」発足。管理事務所前に花壇を作るなど、月1回の活動開始される。
・植栽管理を有賀一郎氏に相談。
・第1回「生き生き板橋街並み景観賞」を受賞。

1991(平成3)年 
・住民交流の場としてE棟林内広場、G棟横の梅林隣接地、東の丘にバーベキュー広場設置される。

1994(平成6)年
・堀大才氏に依頼し「サンシティみどりの植栽管理計画に関する報告書」を受領。
・「サンシティ緑の植栽管理」シンポジウム開催。基調講演・堀大才氏。

1995(平成7)年
・「植栽管理計画」に基づきボランティアによる中央林の間引き作業始まる
・堀大才氏、有賀一郎氏、緑の維持管理のためのコンサルタントとして就任。

1997(平成9)年2月23日 「グリーンボランティア・バンク」発会式が行われる(登録者数70余名)。
・グリーンボランティアによる植栽管理の活動に対し国土緑化機構から交付金を受ける。本年度の活動は、延べ600人工29回。

1999(平成11)年
・第19回「緑の都市賞」建設大臣賞を受賞 
・テレビ「おはよう日本」(NHK総合、4月)、「わたしのガーデニング」(BS2、9月)、「未来派宣言」(NHK総合・名古屋、10月)、「千一夜物語」(テレビ長崎)の他、新聞や雑誌でサンシティの「緑の活動」が取り上げられる。

2000(平成12)年
・緑の都市賞・建設大臣賞受賞記念、サンシティ20周年「緑のシンポジウム」開催。基調講演・渡辺達三氏(東京大学教授)。
・グリーンボランティアが「板橋区環境保全賞」を受賞。

                         

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